ねごとの戯言

オモイをコトバに

中間発表終わったらグラフ指導することになった

先週の金曜日の中間発表にて、「そろそろ発表用や卒論用にグラフを綺麗に仕上げることもしなさい」と全員に向けて言われて。
個人的には「これ以上、何を直せばええんや」という感じなのですが、他の人は別の意味で「どうしたらええんや」状態。

先日の記事みたく、自分では「エクセル使ってるんだから知ってて当然」の知識なんて、他人からしたら「そんなこと出来たんだ」という。余談ですが、他人に物事を教える場合、知ってて当然、出来て当然というスタンスで教えることほど、無意味、無価値で、自分の価値を下げるだけなのでオススメしません。

まあとにかく。
どうしたら見やすくなるか、に関しての指摘は第三者視点からした方が効率がいいということで。
中間発表が終わって、皆の作業している後ろでコロコロ椅子に座ってiPhoneの脱出ゲームに興じながら「こうしたらどう?」なんて指摘をしていたら、日が暮れていました。勿論、聞かれたら答えるだけで、質問がなければ脱出ゲームしていました。卒論書け。


基本的に実験データはエクセルで整理し、グラフ作成までエクセルで行います。
複数のグラフを作る点で最も重要なこと、それは…
統一感をもたせること
いちいち「新規作成」をしていたのでは、グラフごとに書式設定の変更をしなければならないので面倒。
ならば、もう今後一切書式等を変更しなくてもいいくらい、ひとつグラフを作り込んで、これからはそいつをコピーして使おう。
作り方に特段「こうしなければならない」といのはなくて、自分でルールを決めて統一感をもって作成すれば、自然と美しいグラフ、美しいデータシートに仕上がります
テンプレートってやつですね。正直、グラフに関してエクセルのプリインテンプレートはくそったれです。使わん方がマシ。後から全部直すくらいなら、最初から綺麗に作っておけよ、と口を酸っぱく。

本来、エクセルは表計算ソフトであって、グラフ作成に特化したものではないので簡易なものしか作れませんが、最近はかなり凝ったグラフも作れます。

卒論などの目的で整理したデータは、今後誰かに見てもらう機会(先生だったり何年か先の後輩だったり)が多いので、「自分だけ意味が分かればいい」という考えはあまりにもおそまつ。

他に多いのは、セル計算で定数を手入力するパターン。
数式に定数を直接数字で突っ込んでも、後から見たら自分でも何の数字だったか分からなくなる。定数はセルの参照をして計算するのが鉄則だが、案外「自分が分かればいい」が多くて困る。定数Aが1だという事実は、一目で分かるようにしなければ。



こうして何事もなく日も暮れて、忘年会も始まり、おでんをたらふく食べて、もう今年に思い残すことはありません。
来年は、他人を素直に尊敬できる、そんな人間になってほしいですね。