ねごとの戯言

オモイをコトバに

誰も教えてくれないMS Office活用術(Demo ver.)

エクセルに限らず、知っていると得する知識を紹介。
…しようと思ったけど、1日では書ききれなかった。
本チャンはまた今度投稿します。

グラフ作成術

  • Ctrl+Shift+>(<)で文字のポイントを大きく(小さく)
エクセルでグラフを作成すると、デフォルトのフォントサイズが小さいので、パワーポイントなどに貼り付けるときに視聴者が文字を認識できず困る。グラフ全体を選択して、「Ctrl+Shift+>」を4、5回押してやるとタイトル、軸、凡例などの文字が全て大きくなり見やすくなる。ちなみに、エクセルで大きく見える図でもパワポにそのまま貼り付けると小さく見えるので注意。エクセルだと4回程度で十分見えやすいので、パワポに貼り付けた後にもう2、3回 「Ctrl+Shift+>」を押してやろう。

  • タイトル
グラフタイトルはエクセル上では必要だが、ワードやパワポに貼り付ける場合、貼り付け先のフォントに合わせた方が良い。グラフと表でタイトルの表示位置が異なることも覚えておこう(グラフは下、表は上)。

  • 枠線•罫線
グラフ全体の外枠はなし、グラフ内枠線はありで、枠線と軸の色とサイズは合わせる。初期だと灰色だが真っ黒に近い色の方が見やすい。理系レポートでは鉄則だが、縦の罫線は基本的にNO。どうしても入れたい場合は、点線にするか線の色のトーンを落とそう。


軸の値は縦横ともに数字の数を4〜6程度に収め、補助軸は必要に応じて。軸に数字を入れ過ぎないのがポイント。ちなみに、軸の表示スタイルに「指数」はないので、入れたい場合は、対数軸にしてから軸の文字のみ白 or 非表示に。その後自分で指数のテキストボックスを作成し、軸に合わせて配置。この作業は手直しが面倒なので、パワポ内で最後の方に行うとよい。

  • 貼り付けなど
論文やレポートに添付するグラフはパワポ等で調整をかけたものを別のエクセルシートにまとめておくと参照が楽。
作ったグラフをコピーしパワポやワードにペーストするとき、貼り付けオプションで「拡張メタファイル」を選ぼう。綺麗でファイルサイズが小さいので助かります。ただし、これで貼り付けたグラフは「図」扱いになるので編集がきかない。作った指数などもまとめて拡張メタファイルとして貼り付けて「ズレてた! 直そう!」と思って取り返しがつかなくなります。何度かあります。

マジかよ、iPhoneIMEで「だいなり」と打っても「>」が出ないのか…そう、最近投稿が多いのはiPhoneはてなブログアプリで投稿しているからです。次行きましょう。


文字入力術

主にワード。

  • 数式
「12.6cmd-1」と「12.6 cm d−1」。どちらが見やすいだろうか。
数字と単位の間は半角スペースを入れるのが鉄則。単位の後に全角文字(日本語)が来るならスペースはいらず、半角文字(英数字)が来るならスペースは必須です。プラスマイナスは半角だと異様に小さくなってしまうため基本的には全角。式の場合も「A=B」よりも「A = B」とスペースを開けるのが好ましい。イコールや 〜 は全角の場合スペースは要らないかもしれない。一行丸々使って数式を書く場合は、「挿入→数式」よりも「挿入→オブジェクト→数式?」の方が美しい式が書ける。

  • ギリシャ文字
ギリシャ文字は日本語で「あるふぁ」と打って変換したりするのではなく、フォントの種類を「Symbol」にして綺麗な文字に。このフォントは半角英字がそれぞれギリシャ文字に対応していて、例えば、a は α、r は ρ になる。このフォントに合う英数字のフォントは「Times New Roman」、ただこれは使い所を選ぶ。フォントをいちいち変えなければならないのが面倒だが、一生残る論文では気を使ったほうが身の為。

  • ショートカットキー
ショートカットキーを覚えておくとかなり便利。
Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付け、Ctrl+Xで切り取りの三種の神器。
色々なショートカットキーがありますが「マウス操作の方が早いわ!」と思うならそっちを優先すべし。そんなに多くのショートカットなんぞ覚えられませんので。




以下雑記。
オフィス2013の編集は横からフロートウインドウ、タッチパネルを想定した作りだとは思いますが、マウス操作でも苦でない。編集ウインドウを閉じなくても次の編集に移れるスムーズさが快適です。ところで、パワポはそろそろ16:9のワイドが主流になるんですかね。グラフの見せやすさからいくと横長仕様の方が圧倒的に有利。統一してくり〜。